1950-07-29 第8回国会 衆議院 厚生委員会 第7号
次にシヤウプ勧告によります社会保險税に関連いたしまして、現在の標準報酬の最高限八千円を二万四千円に引上げることについての反対に関してでありますが、本件につきましては、社会保障制度審議会の御意見等もございまして、その線に沿いまして、関係方面と折衝の上、善処いたしたいと考えておる次第であります。
次にシヤウプ勧告によります社会保險税に関連いたしまして、現在の標準報酬の最高限八千円を二万四千円に引上げることについての反対に関してでありますが、本件につきましては、社会保障制度審議会の御意見等もございまして、その線に沿いまして、関係方面と折衝の上、善処いたしたいと考えておる次第であります。
同日 社会保險税法案に関する陳情書 (第七三〇号) 同和対策確立に関する陳情書 (第七四六号) あん摩、はり、きゆう、柔道整復等営業法改正 に関する陳情書 (第七五七 号) 国民健康保險法の一部改正に関する陳情書 (第七五八号) を本委員会に送付された。
○政府委員(安田巖君) 最初、社会保險税のことは、一本にすることがいいということを言つておるのはシヤウプの勧告が言つておるわけです。私共もこれは藤森委員と全く同感で、元の方を直して行くのが先決問題だとこういうふうに思つており、大体今までは反対をして来たのでありますけれども、最近どうも、情勢が悪くなつてやらざるを得んのじやないかというところまで押詰められておる。
それから第二の社会保險税と国民保險税の関係でございますが、社会保險税の方はつまり税にすることが目的ではなくて、徴收が今まで厚生省の機関でやり、或いは労働省の機関でやりというふうにばらばらになつておつたものを一元化するということがシヤウプの狙いなんであります。
更に本年四月から実施せんとする健康保險、厚生年金保險、船員保險、失業保險を総合して、大蔵省が目的税として徴收せんとするところの社会保險税にしても、何ら国庫補助の裏付けがないが、掛け声ばかりでは社会保障制度の意義ある制定は覚つかないと思う。これに対する所信を承わりたい。 次に、街頭兒対策等について承わりたい。